オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白 (新潮新書) PDF

オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白 (新潮新書)

04/14/2020 23:24:35, , ロバート・D・エルドリッヂ


オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白 (新潮新書)の表紙

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内容紹介 「NO」しか言わないオキナワのままでいいのか?誤解だらけの基地問題政権交代トモダチ作戦の裏側、 偏向するメディア――政治的思惑と感情論ばかりが支配する空気に抗い、事実に基づいて日・米・沖のある べき姿を探究し続けた二十年。歴史研究者として、海兵隊の政治顧問として、情熱を傾けてきた著者が沖縄 問題の虚実を解き明かす。沖縄も政府も米軍も、傾聴すべき直言が満載の刺激的論考。 「沖縄問題」の病理とは――捨て身の直言! (目次) 「沖縄問題」という病――序に代えて 第一章 国立大学から海兵隊 日本人留学生との出会い/JETプログラム三期生として来日/兵庫県の山村で英語指導教師に/ 神戸大学の五百旗頭研究室へ/日米関係史に取り組む決心/沖縄研究の特殊な事情/ 『沖縄問題の起源』とは何か/「天皇メッセージ」の本当の意味/「尖閣問題の起源」とは何か/ 沖縄をめぐる知識人の役割/海兵隊の積極性、沖縄の消極性/海兵隊の知的柔軟性 第二章 米軍基地再編の失敗と政権交代 政権交代とは何だったのか/普天間の重要な基地機能/再浮上した勝連構想のメリット/ 公共政策として問題だらけ/「普天間は危険」「辺野古がベスト」の虚構/学会への失望、政治家の不勉強/ 途絶えてしまった政治家人脈/米軍だから尊敬できない人々/スタート地点から間違っていた/ 報じられないオスプレイの性能 第三章 トモダチ作戦と防災協力の展開 阪神淡路大震災での原体験/災害対応での日米協力の研究/スマトラ島沖大地震の教訓/ 先進国だから救援は不要か/3・11とトモダチ作戦の展開/政治顧問として根回しに奔走/ 大島での活動で得られた教訓/自治体との協力体制作り 第四章 沖縄のメディアと活動家との闘い不当逮捕」「映像公開」「解雇」の顛末/外国メディアと地元メディアの不穏な動き/ シナリオ通りに嵌められた/沖縄メディアへの失望と危惧/「ちむぐくる」なき地元紙の姿勢/ 民主主義を破壊する偏向報道/根深い教育の歪み/募るストレスとの闘い/ 「海兵隊司令部の良心」と呼ばれて/官僚的になりつつある海兵隊への危惧 第五章 沖縄問題の解決へ向けて 「基地の75%が集中」「高い犯罪率」という虚構/「基地負担」だけの偏った議論/基地さえなくせば平和な島に戻れるか/脱「NOKINAWA」は可能か/沖縄の地政学的重要性/ 沖縄は解決を望んでいないのか/中国の沖縄分断策/安保法案と憲法改正について/出会いと交流が何より大切/〝青い瞳のサムライ〟として 内容(「BOOK」データベースより) 「NO」しか言わないオキナワのままでいいのか?誤解だらけの基地問題政権交代トモダチ作戦の裏側、偏向するメディア―政治的思惑と感情論ばかりが支配する空気に抗い、事実に基づいて日・米・沖のあるべき姿を探究し続けた二十年。歴史研究者として、海兵隊の政治顧問として、情熱を傾けてきた著者が沖縄問題の虚実を解き明かす。沖縄も政府も米軍も、傾聴すべき直言が満載の刺激的論考。 著者について 一九六八年生まれ。政治学博士。米リンチバーグ大学卒業後、神戸大学大学院で日米関係史を研究。 大阪大学大学院准教授(公共政策)を経て、在沖米海兵隊治顧問としてトモダチ作戦の立案に携わる。 二〇一五年に同職解任。主な著書に『沖縄問題の起源』(サントリー学芸賞)。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) エルドリッヂ,ロバート・D. 1968年米国生まれ。政治学博士。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授を経て、2015年5月まで在沖縄海兵隊政務外交部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

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著者は、日本に長年住み、神戸大学大阪大学で研究者として日米関係史や公共政策を研究した後に、在オキナワ海兵隊に勤務した人です。 私は、エルドリッヂ氏のお名前や活動は何となく知っていましたが、この本では、氏が日本に来ることになった経緯や、研究者を経て海兵隊に入り、どんな活動をしたか、そしてどのような経緯で解任されたかがコンパクトにまとめられています。 この本は、「オキナワ論」となっていますが、難しいことが書かれているわけではなく、氏のオキナワに対する意見が率直に書かれています。 氏の意見では、(a) オキナワのメディアや活動家(そして現知事も)はとても偏っており、オキナワ問題の解決の障害になっていること、(b) オキナワの基地負担は一般に言われているほど大きなものではなく、むしろ経済面等では基地に依存している面があること、(c) 普天間基地は言われているほどには危険ではないこと、(d) 辺野古への移転は基地機能が十分ではなく望ましいものではないこと、等々が書かれています。 そして、一方では、(e) オキナワ在留の海兵隊がかつてのような自由で柔軟な組織ではなくなってしまっていることも書かれています。 以上のように、この本は、客観的な事実を並べた本というよりは、著者の主観的な意見を記述した本です。 読む人によっては、「アメリカ側の立場に立った一方的な本」と思うかもしれませんが、基地問題や在オキナワ海兵隊に対する、昨今のあまりにも固定的な見方(たとえば、日本政府寄りの立場では「普天間の解決策は辺野古移転しかない」、反対派の立場では、「普天間は危険極まりなく廃止すべき。辺野古への移転も断じて容認できない」)が支配する中では、一つの意見として読む意味は大いにあると思います。 著者の意見は真摯に米国・日本・沖縄のことを思って書かれているように思いますし、偏ってもいません。私は、この本を興味深く、真摯に読ませていただきました。